メンテナンスで屋根を張り替える価格相場

2020.12.15更新

マイホームのメンテナンスとして屋根の張り替えを行うことは大切ですが、どのくらいの費用になるか事前に価格相場を知っておくことが大切だと言えます。具体的な費用を知らなければ、実施するべき時期にメンテナンスに必要なお金がないという問題が発生する可能性があるでしょう。張り替えが必要になってから焦ることがないように、早いうちから価格の相場を確認しておくことが大切です。

屋根は築20年を経過した頃にメンテナンスを行う必要があるケースが多いですが、これには60万円から120万円の施工費用が必要となるケースが多いと言えます。依頼するリフォーム業者や工務店、利用する素材などによって詳細な価格は違ってきますが、これくらいの費用は必要だと知っておきましょう。これだけ費用が高いと、張り替えではなく30万円から50万円程度で済む塗装を行えばよいと思うかもしれませんが、築20年以上が経っている屋根はたくさんのダメージを受けています。日光や雨、風などの影響で素材が劣化しているので、そのまま使用し続けると欠けたり割れたりすることで雨漏りなどのトラブルが引き起こされる可能性が高いです。マイホームを建ててから10年前後、張り替えを行ってから10年前後であれば塗装による補修で十分なケースが多いですが、20年以上の場合は張り替えが必要になると理解しておきましょう。

耐久性が高い瓦が使用されている場合は30年から50年ほど張り替えが不要であることが多いですが、20年ほどで張り替えが必要になるときよりも費用が2倍から3倍になるケースもあり、120万円から250万円ほどになることが多いです。建物に使用されている瓦の種類などによって劣化スピードが異なりますし、それによってメンテナンス時期や費用も左右されることを知っておくべきだと言えます。具体的な料金を知りたいのであれば、依頼したい会社に屋根に使用する予定の素材や面積などを伝えて見積もりを出してもらうとよいでしょう。

屋根は目で確認することが難しい部分なので劣化しているかどうか確認が難しいですが、日頃から日光や雨、風などの影響を受けることでダメージが蓄積しています。ある程度の年数が経過するとメンテナンスを行わなければ大きなトラブルに繋がりかねないので、しっかりと実施できるようにしておくことが大切です。価格相場などの知識を持つことによって、適切なタイミングできちんと屋根のメンテナンスを実施できるようにしておくべきだと言えるでしょう。