メンテナンスで外壁を張り替える価格相場

2021.01.10更新

築年数がある程度経過しているのであればマイホームのメンテナンスを実施する必要がありますが、外壁にも行う必要があります。日頃から雨や風などの影響を受けることでダメージが蓄積していますし、小さなヒビや割れ、剥がれなども放置していると大きな問題に繋がることがあるでしょう。ひどい問題を引き起こす前に対処しておく必要があるので、外壁の張り替えを行うときの価格相場などについて知っておくことが大切だと言えます。

実は外壁の張り替えの相場を算出することは非常に難しく、家の大きさや使用されている素材などによって費用が大きく違ってくることを知っておかなければなりません。平均価格は195万円ほどと言われることが多いですが、100万円ほどで実施できるケースもあれば300万円ほど必要となるケースもあるので注意が必要です。たとえば、2階建ての住宅でサイディング材の外壁の張り替えを行うのであれば、100万円で実施できることもありますし、建物の大きさや状況などによって360万円ほど必要になることもあります。外壁の施工面積が100から200平方メートルの場合は、予算は150万円から300万円ほどになると考えておくとよいです。

外壁にはサイディングやタイルなどの素材が用いられることが多く、これの相場を知ることで必要な費用が分かると考えるかもしれませんが、張り替えを行う際には他にもたくさんの費用が必要となります。養生シートやテープ、コーキング打ち替えや足場、その他経費などが必要になるでしょう。足場については回数が高くなるほど組まなければならない足場が大きくなるので、費用も高くなりやすいと言えます。特別な素材やかなり広い住まいでなければ300万円以内でおさまることが多いですが、張り替えを行う段階になってから費用が足りないと焦らないように、早めに見積もりを出してもらっておくことも大切です。

住宅の外壁に対してもメンテナンスを行う必要があります。150万円から300万円で実施できることが多いものの、依頼するリフォーム業者や工務店、使用する素材や外壁の面積などで費用が違ってくることを知っておきましょう。決して安い費用だとは言えないので、雨風などのダメージが感じられるときや耐久年数がきたときにはスムーズにメンテナンスが行えるようにお金を用意しておくことが大切です。想像していたよりも高かったと焦らないためにも、事前に価格相場などの情報を集めておくことが大事だと言えます。