家を長く住むためのメンテナンス

2020.11.29更新

できるだけ長くマイホームに住んでいたいと考える人もいますが、これを実現するためにはしっかりとメンテナンスを行っておくことが大切だと言えます。何もしないまま生活をしていると、様々なトラブルが原因でマイホームに住み続けることができなくなってしまう可能性が高いです。たとえ、マイホームを建てたときに30年保証などがついていたとしても、30年間必ず問題が起こらないというわけではありません。長く住み続けるためには、定期的に点検やメンテナンスを実施することが大切であると理解しておきましょう。

マイホームの様々な部分でメンテナンスが必要となり、家の中では水回りや床、外では外壁や屋根などのメンテナンスが必要になるケースが多いと言えます。多くの場合、家を建てた数か月後、1年後などと定期的に点検が実施されることになり、それ以降も1年ごとや数年ごとに点検が行われるはずです。もちろん、気になる部分があれば定期点検以外のタイミングで不具合が発生していないかどうかチェックしてもらうことができます。点検を行った際に異常が見つかったのであれば、耐久性を低くしないためにも適切な対処が行われるでしょう。

ハウスメーカーの多くはパーツごとに耐久年数を設定しており、水回りや外壁、屋根や床材などは一定の期間が経過すると交換が推奨されることになります。30年後や40年後に一気に交換を行っているようなハウスメーカーもありますが、これを実施することによって安全に住める家を維持することが可能となるでしょう。大がかりな工事になる、費用がたくさん必要になることから実施したくないと考える人もいるかもしれませんが、これを実施しなければ耐久性が損なわれてしまい、自然災害などの影響で建物が壊れてしまってもおかしくないです。住まいの安全性を維持するためにも、必要なメンテナンスはしっかりと行うようにしてください。

基本的にはハウスメーカー側で日程を決めて点検を行ってくれるため、住む人が定期的に点検を依頼するケースは少ないです。ただし、家づくりの際にアフターフォローについて確認しておかなければ、建ててから10年ほどしかアフターフォローが受けられないケースもあります。長く住みたいのであれば長期的にサポートが受けられるサービスを選んでおくべきですし、対応していない場合は自分でリフォーム会社にメンテナンスを依頼する必要があるでしょう。マイホームに長く住み続けたいと思うのであれば、定期的な点検を疎かにせず、必要に応じて家のあらゆる場所にメンテナンスを行っていくことが大切です。