メンテナンスで水回りをしっかり保護

2021.03.26更新

水回りは生活する上で毎日使用する場所なので、きちんとメンテナンスしておくことが大切だと知っておきましょう。実施するべきタイミングや価格相場をあらかじめ確認しておき、いざというときにはスムーズにメンテナンスを依頼することができるようにしておくことが大事だと言えます。

キッチンやトイレ、バスルームや洗面所などのあらゆる水回りは10年から20年でリフォームを行うべきだとされており、何も問題が起こっていないように思える場合でも実施すべきです。水回りの構造は外から見えない部分も多いので、目に見えない部分で腐食や劣化が進んでいる可能性もあり、タイミングが遅くなってしまうと大きなトラブルが起こったり修繕費が高くなったりする恐れがあります。理想としては、10年から15年に1回点検とメンテナンスを行い、水回りをしっかりと保護しておくとよいでしょう。

メンテナンスの内容によって価格相場は大きく違ってきますが、キッチン全体であれば50万円から150万円、トイレ全体であれば15万円から50万円になることが多いです。バスルームは50万円から150万円、洗面所は10万円から50万円になることが多いと知っておきましょう。全てを同時に依頼するのであれば、トータルで100万円から400万円ほどの費用になってもおかしくないので、メンテナンスの時期に間に合うように資金を用意しておくことが大切だと言えます。

水回りのメンテナンスを実施する際に、設備のグレードアップまで考えているのであればこれよりも高い金額になってもおかしくないです。反対に、全体は交換せずに必要に応じて補修するだけであれば、もう少し安い費用で対応してもらうことができるでしょう。依頼するリフォーム業者や工務店によっても値段が違ってくるので、メンテナンスを行いたい場合はあらかじめ見積もりを出してもらっておくとよいです。見積もりを出してもらうとより明確な料金を知ることができるので、作業に必要な資金をしっかりと用意しておくことができます。

日常的に使用する水回りは知らず知らずのうちに劣化していることが多いので、きちんとメンテナンスを行うことによって保護することが大切だと言えるでしょう。点検や修理などを疎かにしてトラブルが引き起こされると、家のキッチンやトイレ、お風呂などを使うことができないという問題が起こります。大きな問題を引き起こさずに快適に暮らすためにも、適切なタイミングでメンテナンスを実施していくことが大事です。