をお聞きしました。
すると先生は、『インプラントを埋入したその日に歯が入る(即日インプラント法)』が出来ると言って下さいました。
そんな夢のような治療法があるのであれば今からすぐに受けたいと言ったところ、『今日は出来ませんよ!』と言われた。よくよく考えてみると初診の日にすぐ手術というのは無理な事を言ったものでした。そして、先生より手術の説明を受けたら、尚更、早く受けたくなって、その日の診察が終わって予約を入れて帰りました。先生が手術の時間は、上顎も下顎もインプラントを6本ずつ(12本)入れて、1時間程度と言う。手術中の痛みは麻酔が効いていれば全く痛くないし、術後の痛みも抜歯と同じ程度かそれ以下と言われた事に半信半疑であったが、先生にお任せする事にしたのであります。
いよいよ手術当日、朝一番に診療室に行き、麻酔を打ってもらい、口の中を清掃して頂いた後、手術室へ入ったのが、10時5分。開始され、多少の振動は感じたが、痛みは全く無く、口の中を一生懸命触られていると言う感覚でありました。そして、先生が『お疲れ様でした。』と私に声をかけてくれ。あっけにとられてしまいました。手術終了時に時計を見ると11時10分でした。1時間と5分で12本のインプラントを入れてくださったのです。こんなに楽で痛くないのであればどうして早く来なかったのであろうと後悔するばかり。その後、手術室から出て一般の治療台に移動し上下の歯を作製していただき、その日のうちに歯が入りました。
そして、更に後悔(少しニュアンスが違いますが)したのはうちに帰ってからでした。なんと、食事が食べられるのです。噛めるのです。何十年かぶりに“噛む”と言う感覚を味わいました。この感覚が何年も前に得られる事が出来たのに手術や痛みの事を想像しては躊躇していた事を“勿体無かった”と思わざるを得ず、「もっと早くすれば良かった!」と後悔したのです。
今では、食事をする度に美味しく頂ける事を先生に感謝しながら快適な日々を送っております。勿論、食後の歯磨き(歯が無いので歯磨きとは言わないのかもしれませんが、)も忘れません。3ヵ月毎のメインテナンスも欠かさず通っております。
先生の『我々は、インプラントを入れることを目標にはしておりません。それよりも、治療が終了したあとのメインテナンスに移行する事を目標にしております。治療行為よりも"治療が要らず”にする事が、我々の本当の意味での目標です。』という言葉が耳から離れません。心打たれました。
先生、これからも良い診療をされてください。最近、会う人会う人にインプラントを入れなさいと言って廻っております。歯がある人にまで(笑)。世界が変わりました。
追而書:お世辞かもしれませんが、家内から『10歳若返ったと言われました。』もしかするとこの事が1番うれしかった事かもしれません(笑)。
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